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free-share-buttons的なアレがどんどん進化して困る

一年前くらいから、リファラスパムには困っていましたが。

Google Analyticsのリファラスパムの仕組み
https://www.finetime.org/2015/07/23/google-analytics-2.html

対策も少しずつ取られるようになってきて、Google Analyticsのビュー設定内にリファラスパムやボットのアクセスを除外する「ボットのフィルタリング」ボタンができてからは徐々に落ち着いてきたように思っていましたが、最近はまた手法が変わってきているようですね。

人気上位のページを確認しようと「行動」-「サイトコンテンツ」-「すべてのページ」を開いてみたら、ここしばらくで謎のページヘのアクセスが。パッと見ただけでは、ちょっと意味がよくわかりません。

“www1.free-share-buttons.top” ってなんだ?

つまりこれ、適当なディレクトリに拡散したいURLを直書きして大量アクセスし、GAのページビュー数の上位に表示させようとする手法のようです。この例でいえば、ルート直下の「www1.free-share-buttons.top」というディレクトリを開こうとしているアクセスなわけですね。とうぜんそんなものはありませんが、管理者から見ると「なんだっけ?」と気にはなります。

まあおそらくこれ自体は違法ではないだろうし、ここまでくるとちょっと涙ぐましいものがあります。初見の人はなんだろこれ、と一度はアクセスする可能性もありますから、無作為大量であればそれなりの集客が見込めるのかもしれません。

こうした変なアクセスを除外する場合は、フィルタでそれ系のアドレスを除外する設定をするか、言語設定で「not set」となっているのが特徴なのでそのアクセスを除外する、というのが現実解のようです。あんまりフィルタ作るのは好きじゃないですが、まあしょうがないですかねえ。

How to stop all fake traffic from free-share-buttons sites in Google Analytics (sharebutton.to)
https://www.ohow.co/what-is-sharebutton-to-google-analytics/