どうせ5秒たったらスキップされるのであれば、5秒で完結する方策を考えたほうが良いのかもしれません。
オーストラリア警察とYouTubeは、この5秒間を行方不明者の情報提供募集にあてました。大きな顔写真と情報を表示し、アクセスしてきたユーザーの地域によって表示する行方不明者も変えているそうです。たしかに、目撃情報はより現場に近いほうが集まりやすそうですよね。
さらに、いつもの「この広告をスキップ」ボタンを「この人を見かけた」「見かけていない」というボタンにカスタマイズ。前者は情報提供のフォームに飛び、後者はいつものスキップと同じで、もともと見ようとしていた動画へ飛ぶようになっています。
結果、5日間で120万件のインプレッション、238件の情報提供が寄せられたといいます。
賢い使い方です。
The Missing Person Pre-Roll from VML Australia on Vimeo.
(via The Best Use Of YouTube’s Pre-Roll Ads You’ll See This Year)