OCN モバイルエントリー d LTE 980を試す

月1000円程度で定額運用できるSIMカードがどんどん増えてます。どうしたってキャリアの回線費用は高いので、一度は使ってみたいと思っていました。わざわざ店舗へ行かずとも、ネットでSIMカードを購入してWebでアクティベートするだけで使えるのもお手軽でよいです。

サービス提供会社はたくさんあり、有名なb-mobile日本通信をはじめ、現在では主要プロバイダが競ってサービス提供を始めています。それぞれ帯域幅や月額データ容量などに特徴があり、僕はOCNのサービスを選びました。両雄として比較されることの多いIIJmioも悪くないのですが、フルスピードで使えるデータ容量が「月に500MB」(IIJ)なのか「1日に30MB」(OCN)なのかを考えると、自分には後者があっていそうなので。

SIMは標準SIM、マイクロSIM、ナノSIMが選べます。将来的なことを考えてナノSIMをAmazon経由で待ち続けて1ヶ月弱、ようやく届いたのでさっそくiPhone3GSで試してみました。フルサービスのドコモSIMを抜き、通販なのに100円以下で買えるアダプターを使って装着、問題なく動作しました。

ただ、仕様なのかアンテナピクトが表示されないのでiPhoneをフィールドテストモードにして電波を数値化してみたところ、全く同じ場所でドコモSIMでは-74だったのにOCNでは-113に(数字が少ないほうが高感度)。んー、制限きついのかな。

ドコモのSIM装着時
ドコモのSIM装着時
OCNのSIM装着時
OCNのSIM装着時

問題なく使えるようならメイン回線として切り替えてもいいかもと思っていましたが、そもそも隙間狙いのサービスでもあるし、緊急用、非常用、保険用的な位置づけのほうがいいかなあ、というのが第一印象です。iPad WiFiをセルラーモデルのSIMフリーファブレット(新型Nexus7とかXperia Z Ultraとか :-))に置き換えて、カーナビとしても使えるようにするのも面白いかも。