先週は音楽イベントづいていて、週中にはKraftwerk 3Dに行き、週末にはシルク・ドゥ・ソレイユのマイケル・ジャクソン公演にでかけました。
3Dに浮かび上がる歌詞プロンプターのような演出によって、超好きな “Computer Love” の歌詞を初めてまともに意識してみたら、現代で言うところの出会い系ストーカーみたいなニュアンスを感じてしまったのはご愛嬌として、一番楽しかったのはAutobahn。
なにがいいって、遠くに「文明」が見えるドライブ中にカーラジオからかかる “♪Wir fahr’n fahr’n fahr’n auf der Autobahn” が、やっぱり明らかにビーチボーイズのアレ的だったところ。
ミニマルでイメージわかせやすいスタイルにメジャーコードな直球メロディが載るという、夢と希望のクラフトワークの真髄を見た気がしました。明るく前向きに、というのは時代的にすごく大事 🙂
そのクラフトワークのラルフは66歳。いっぽう、マイケルは生きていれば55歳。
本人の不在を感じるだけだったらどうしよう、と最初はどうなることかと思いましたが、特に後半はさすがに怒涛の展開。予算かけまくりのPVを次々みているような、めまぐるしい演出に大満足。マイケル役のダンサーだけで何人いるんだ、という。
Youtubeで各ジャンルのトップクラスを日常的に見られるせいで、ダンスにしろアクションにしろ一つ一つを取れば見覚えあるような物も多いのですが、2時間にたっぷり盛り込まれるとさすがに圧倒されます。
どちらも大人価格なのはやや残念ですが、やはり現場が一番ですね。