クソ寒いわりには「年の瀬感がないねー」って言うのが決まり文句のようになっている昨今なので、逆に年の瀬っぽい「一年の振り返り」みたいなことをしてみましょう。
iTunes 過去 3 年の記録を比較して、2012 年の音楽生活を振り返ります。ややこしいので Podcast やラジオの録音はとりあえず除外。iTunes のエクスポートはクセがあるので、若干誤差はあるかもしれません。
iTunes 追加曲数 | iTunes 追加アルバム枚数 | iTunes 再生回数 | |
2012 | 3,248 曲 | 452 枚 | 7,760 回 |
2011 | 2,954 曲 | 444 枚 | 10,225 回 |
2010 | 3,787 曲 | 418 枚 | 23,268 回 |
だいたい同じような分量の音楽をリップしたものの、新規登録した曲を聴く回数は減少傾向にあるようです。そういえば今年は、長尺の DJ ミックスものをかけっぱなしにしておくことが増えました。あと、以前 192kbps でリップしていた音源を 320kbps に入れ替える作業も結構やりました。僕の耳ではそこまでで十分。
印象面を振り返ると、「 CD が売れないのは業界構造がどうのこうの」みたいな評論家目線を目にすることも減り、DOMMUNE は幕張メッセにまで到達し、ニコ生では夜な夜な野良 DJ が聴け、mixcloud では毎日誰かしらの最新ミックスが見つかるという「あれこれ考える暇もなくガンガン聴いていける」形になってきました。音楽体験の質は年々向上している印象です。ベズもピエール瀧もアモン・トビンもライブで見られたし。
そして先日 ↓ この素晴らしいマンガを読めたことで、良い 1 年の締めくくりができたように思います。
このきらめきって、ほんと人それぞれですからね。AKB や嵐の CD が放つきらめきだろうが、ヘッドフォンの奥でかすかにみつけるひらめきだろうが、マルマルモリモリを踊る子どものときめきだろうが、輝きはどれも等価です。好きなもの聴いたらいいんだよなーって、あらためて思いました 😀
いっぽう、last.fm で見るアーティスト別のトップ 10 はこんな感じでした。今年の新顔は Beat Connection くらいしかいなくて、90 年代のどこかを切り出してもほとんど変わってなさそうで恥ずかしいですが、まあそんな年もあるでしょう。
今後はちょっとずつクラシックとジャズが増えていきそうな予感もありますが、どうなることでしょうか。
そしてあらためて MCA from Beastie Boys に合掌。
アーティスト | 再生回数 | |
1 | Hideki Naganuma | 637 回 |
2 | Beastie Boys | 556 回 |
3 | Mick Boogie & Beastie Boys | 444 回 |
4 | Underworld | 442 回 |
5 | The Prodigy | 426 回 |
6 | The Chemical Brothers | 320 回 |
7 | The Brookes Brothers | 297 回 |
8 | Beat Connection | 259 回 |
9 | Metalmouse | 238 回 |
10 | Salon Music | 222 回 |