700x28cのタイヤに最適なチューブサイズ

自転車(クロスバイク)の走行距離が4,000キロ近辺になってタイヤのひび割れが目立つようになってきたので、デフォルトのタイヤとチューブを交換しようと決意。およそ2年、一度のパンクもなくよく頑張った。

セオリー通りまずは後輪の交換にチャレンジ。口径サイズの「700x28c」に関する口コミをあたり、価格や評判との兼ね合いで「タイヤ:パナレーサー、チューブ:シュワルベ」の組み合わせがよさそうだと決定。

新タイヤに選んだパナレーサーは以前のデトネイターに比べるとゴツい印象だけど、洗練路線よりは剛強路線でいきたいので問題なし。

次にチューブ。700x28cに対応しているシュワルベのチューブ(仏式)は、スタンダードなバルブ形状のものでも2種類ある。Amazon上で「18-28c」と「28/45c」。ふむ。なんか表記も揺れてるしチューブのサイズにここまでバッファがあるとは知らなかったけど、「18-28c」が細めのタイヤ用で「28/45c」が太めのタイヤ用なんだろうな、たぶん。最適な28cサイズがちょうど分岐点になってしまってどちらが良いのか分からず、エイヤと「18-28c」を購入。

2年間装着しっぱなしのせいかピッチリ張り付いていたタイヤとチューブにタイヤレバーをねじこんで無理やりひっぺがし、数時間かけて新タイヤとチューブに換装。とりあえずうまくいった。

次に前輪。ここで問題発生。後輪と同じ組み合わせで換装したのに、一日置いたらペッチャンコに。外観に異常はないので改めてチューブを引っ張り出して確認したら、ほぼ均等に打たれている丸いポイント部分に小さく穴が開いていて、そこから空気が漏れていた。パッチを当ててはみたものの、どうにも不安なので再注文。ところが今度は自分の作業ミスで、タイヤ内への入れ込みに失敗しチューブがタイヤと挟まって破裂。

2度の失敗によってわりと絶望しつつ、ふと「28/45c」モデルのことを思い出す。28cで「18-28c」の空気圧を許容最大値近くにするより、「28/45c」でゆるめにしたほうがゴムへの負担は少ないはずと祈りを込めて再チャレンジ。

「28/45c」チューブは「18-28c」と比べて太く厚い(パッケージサイズから違う)ので、作業時にはタイヤ内で一度折り返すような折り込みが必要だったけど、手触りだけでも強度が上がっているのがわかりようやく安心。28cのタイヤには、今後こちらのチューブのほうがよさそうだ。