自分の以前のツイート。
「できれば電気を自由に使いたいが、それ以上に脱原発をリアルに考えていきたい。そのためには何かが変わるんだろうこともなんとなく理解しているし、覚悟もできてきた」という段階の僕からみると、「是々非々」でなく「是非」しかない原発賛否議論の喧嘩腰っぷりはマジ勘弁。
という感情のまま、特段何をするわけでもなく目にしたのが次のインタビュー記事。
今まではこの高円寺の人たちで飲んだり雑談しながら「これ気に入らないな」と思ったらデモをやろうと、割と近いところで準備をして、近い人がくるという感じだったんです。今回も、最初は原発とんでもないからやろうよ、という感じだったんですけれど、いつもは一緒にやっていない人たちがどんどん参加してくるんです。
webDICE – 骰子の眼 – 4/10高円寺原発やめろデモ主催・素人の乱松本哉さん語る「僕は小池さんに入れます」
http://www.webdice.jp/dice/detail/3001/
/(^o^)\ナンテコッタイ
別に彼らがすべての活動の中核にいるというわけではないだろうけど、今の反原発活動が予想以上にアレなのがこのインタビューで伺えてしまった。アレな活動を心の拠りどころにするつもりは全然ないので、自分で考えることにする。
この先脱原発をはかっていくにあたって、おおむね以下のステップは踏まれるべきと思う。
- 原発依存からの脱却を国内外に宣言する。スケジュールもたたき台くらいは作る。
- 代替発電策を選定するための研究、実証に対する助成、保護を図る。
- 代替となる方針を定める。いつまでに何を、という達成目標も明示する。
- 決めた以上は、増税してでも新・発電策を育て上げる。将来的に輸出するつもりで。
- 原子力産業従事者の生活、雇用を保護しながら、転身をサポートする。
問題は(毎度のことだけど)リードを取れる人材も機関も全然思い当たらないこと。資源エネルギー庁を省に格上げしてガンガンやる、というのもアリだとは思うんだけど、そうなるとまた別の問題も出てきそうで悩ましい。