エスタブリッシュメントをコケにするというか、エスタブリッシュメントにならんとするしょっぱい心の働き全般をコケにすることで定評のあった The KLF のおふたりによる名曲のひとつといえば “3 A.M. Eternal” なわけですが、つまりなんのことかというとフロアのバイブが最もピークを迎えるであろう頃合いのヒート感を曲にしたためてみました、という永遠の大発明なのであります。
とはいえ、いまや私はこのあたりの時間帯ですでにアクビ連発のすっかり健康体っていうか煙が目にしみすぎてどうにも体に悪すぎる、という年寄り脱力感にほうほうの呈でフロアを辞し、なんなら早起きして始発でアフターアワーズのほうがいいんじゃねえのか、などとカラスの鳴き声を遠くに聞きつつ、早朝の散歩って気持ちいいよね、と「ものごとはいいほうに考えよう」と思ったそれもそれでお久しぶりの 3 A.M. Eternal。
フミヤの DJ もとてもいい感じでしたが、それにしても身体がついていきません的な。散歩なのに警察署の前にさしかかるとなんか緊張する、みたいな。いやでも刺激には弱いほうなんですよだって酒はまったく飲めないしカレーだって中辛が限界、なんてフレーズはいつでも申し述べます。
まあしかし、私が見る限り数日たってもブログ界隈で一切触れられていないのが面白い。同日の、表参道の行列と同じくらいの人員が動員されてたと思いますけど、この違いは何。いま、私はインターネット無敵でない音頭を踊りたい気持ちでいっぱいです。表参道でだって踊りたいときは踊ったらよろしいと思いますけど、私はぶっとくてキラキラしたビートで踊りたい。
真実は、どこにある?