もともと同点ゴールを決めたエースが喜びもせずに脇腹異常を訴えてた時点でチームの空気は微妙になってたわけで、それでもしばらく交代させなかったところに鬼気迫るものを感じたわけです。「相手がもう何年も負けていないホームで倒してこそ勝利」と。
で、非常に悔しいながらも負けてしまった後に、66歳になる爺さんが顔を真っ赤にしてブチ切れてたっていうのが重要だと思うわけです。「あれがなんでハンドなんだ」と。勲章もらってるリーグ最年長監督がね、誰よりもマジに勝ちたくてしょうがない、という。かっこいいじゃないですか。
そりゃ、20代そこそこの若造なんて前線から倒れるまで走り回らざるを得ないですよね。ガバナンス効いてる、なんて甘っちょろいもんじゃねえぞ、と。スパイスガールズ化したベッカムにスパイク投げつけて目の上切ったというゴシップも、やっぱり実話なんじゃないかと思えて仕方ない、という。
もうここまできたら、あと4試合勝ちゃいいんだ。今年2冠取れたら俺は泣く。ていうかもうすでに泣きそうだけど。
Sir Alex Ferguson Rules !!