台所方面においでになる例の方々を駆除するべく武器を買いに薬局へ向かおうとしたら、財布にお札が1枚も入っていないことを思い出したりしている私ですが、例の方々を駆除するアイテムのためにクレジットカードを使うのもなんか勝負の前から負けているような気がしたので、しかたなく銀行へ向かっておりましたところ、どこからどう見ても別れ話中のカップルと遭遇しました。
OL風の可憐なる女性が涙をぬぐわれているバラ柄風のそれは、この季節であるのにタオルでもハンカチでもなく、ハンカチーフとしか呼びようがない感じであります。換言すると太田裕美であります。これがクマ柄のハンドタオルで汗っぽくちょっと香ってそうな感じだったりしたら私の印象も変わったのでしょうが、タイトスカートにハンカチーフで別れ話ってハマりすぎててつまんなくね？と生来のパンク精神から湧き上がるやり場のない憤怒を感じたりしている今日この頃です。
実はその小脇のハンドバッグにはクマ柄タオルも入っているけど、「泣く用」にバラ柄も持っているんだったりしてとかいろいろ考えたくなるわけですが、やっぱさー、フックって大事じゃん？ヒトってギャップに惚れるもんじゃん？夜は別な顔的、脱いだらすごいんです的な仕掛けはマーケティングの基本じゃん？なんて戦闘モードに火がついたりするわけですね。なにせこちらはこれから武器買い付けにむかう死の商人なわけですし。
雨が降ると涼しくなっていいですね。