まあ結果しか知らないんだけど

ここで終わったとかもうサッカーはとか言うのは、地方からミュージシャンを目指して上京してきた日に渋谷の駅前で弾き語ってるのをみて、「東京にはすげー奴がいる」ってショックを受けて1日で帰省するのと一緒です。アホか。
とはいえ、4年後に希望が!みたいな感じで、玉田と中田とたまに川口あたりにわーっと人が集まって、その他は存在すらなかったことになりそうな予感。その場合、哲学あっての挑発が緊張感を生み出す方向でなければ、もう誰が会長や監督をやっても一緒な気がします。学ぶ気のない人に、図書館が役立つことはほとんどないし。「ヒップホップって言うのはお前ら自身のことなんだよ!」の法則はここでも適用されますね。つまり、それぞれが自分のこととして考えないかぎりは大きな変化は訪れない、という。
自分の国だし、本当に勝ってほしいと思っているけどどうにも心中できないのは、挫折と試行錯誤を繰り返してるような私にとって、最終的なシンパシーを持ち得ない対象だからなのでしょうか。最近は特に、戦争を経験している人の本ばかり読んでるからかもしれないけど、一言でいえば、ヌルい。でも、げに美しき謙譲たる精神の国は、痛みを受け止めなくてもそこそこうまくやっていけたりするから、生きるに悪いわけじゃないんだよなあ。窮屈さを感じることはあっても。
ともあれ、創造のためには破壊が必要です。破壊じゃなくて瓦解にはなっちゃった(結局日本はいつもそうだ)けど、組み立てていく楽しさは知ってるわけだし、まあいいんじゃないですかね。”Construction Time Again”と歌えるリーダーは欲しいところだけど!