InterFM番組審議会議事録
http://www.interfm.co.jp/n03_about/pdf/94th.pdf
http://www.interfm.co.jp/n03_about/pdf/95th.pdf
Podcastのメリットについて議論するに、「新規リスナーの開拓」がトップに来るのはちと定型的過ぎやしないかなあ。IT Conversationsが体現しているように、アーカイブ性(つまりまあ、データベース)の観点とか、もうちょっと議論されててもいいじゃない、と思いました。放送局にとってのPodcastは、アマゾンやグーグルにとってのAPIのようなものじゃなくて、「商材」そのものの流出として考えざるを得ない、というのは既存放送メディアの立脚を考えたらよく理解できますが……。議論に出てくる「立体的メディア展開」とか「キラーコンテンツ」とかってタームには、ズレてる感が漂います。
4レターワードと”Eh?”って尻上がりの北部アクセントが大半を占めるような、Oasisのインタビューも平気で垂れ流しているBBCくらいに独自運用してるから、いまさらPodcastなんていらねーよ、というわけではないし。たしか、欧米は著作権管理のスタイルが日本とは違ってて、作品ごとの一括管理がしやすくなっているってどこかで読んだ気がしますが、キャストするコンテンツの権利話は抜きにしても、ひょっとして音楽主体のラジオ局の限界(なくならないが成長もしない)が近いのかもしれんとも思えます。そこで、別な視点でなんかやってそうなニッポン放送に目を転じてみます。
ニッポン放送ポッドキャスティングステーション
http://podcast.1242.com/
うーん……。あんまり大差ない……か。みのもんた(あるいは加藤諦三)的人材育成素材として、「テレホン人生相談」フルアーカイブとか、心を洗うための「心のともしび」フルアーカイブとか希望します。聴かないけど。
と思ってたら、心のともしびはすでにちんまりとアーカイブされている。バチカンはITにも結構言及してるんですよね、そういえば。カトリック以外は免疫があんまりないので、宗教放送をプッシュ配信されても扱いに困りますが。
心のともしび
http://www.tomoshibi.or.jp/フリーソフトウェアとカトリック教義の驚くべき共通点
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/16/news078.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/16/news078_2.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/16/news078_3.html