状況によっては空気に対してだってしっかりと謝るわたくしは、やっぱりなんていうかアメリカ合衆国とかいう西と東の海岸線地域を除く精神的田舎で成り立っている帝国が勝手に脱退しやがった京都議定書の発効が大変気になるわけだが、ここんとこ朝日新聞に連載されている「我らの聖地」という取材記事をとても評価しているのである。昨日はサンチャゴ・デ・コンポステーラ近くの風力発電地域を紹介していたのであった。
なので、朝日新聞の人は今すぐあのシリーズを asahi.com に掲載すべきだ。ああいう「さわり」の記事を露出させることで、そこからどれだけの波及があるか、というものだ。少なくともわたくしは、新エネルギーの分野においても日本の商社群がやっぱりというかなんというか、ちゃんと世界中で活躍しているのをあの記事をきっかけとして知った。だいたい、しかるべき深度のある考察なんか新聞に求めてないんだからさ。