サンプリングの元ネタを発見するのはなかなかに楽しいものなのだが、本日はわれらがビースティーズの復活シングル “Ch-Check it out” について。地下鉄駅の入り口から飛び出してニューヨークの路上を歩きながらライムし、最後にはスタジオに乱入して終わるというキュートなテレビ出演もあったこの曲の骨組みは簡易で、コミカルなオケヒットとまあ特に特筆することもないブレイクビーツでできている。
Ch-Check It Out
Beastie BoysEMI Int’l 2004-06-08
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んでこのトラックの最大の特徴でもあるオケヒット、実はブルーノート方面の出典であった。
Blue TV
Various ArtistsBlue Note 2006-03-06
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オーティスの “Dock of the Bay” をファンクネスたっぷりにカバーしたペギー・リーさん、よい仕事をしました。んで、ペギーさんの曲はそれ単体でもかなりパワフルなのだが、そのエッセンスをうまいこと吸収してヒップなトラックに仕立てたミックスマスターマイクさん、こちらもよい仕事してます。
で、次にこれ。
特攻野郎Aチーム シーズン1 コンプリートDVD-BOX
ジョージ・ペパード ダーク・ベネディクト ドワイト・シュルツユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2004-12-17
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おすすめ平均
いまでこそ逃亡のための言い訳にしか使っていない「見たいテレビがあるから帰ります」という言い回しだが(だって普通の地上波テレビはもう 5 年くらい観てないしね)、実は中高生だった頃には素でそう発言していた時期があって、それはもちろん再放送されていた特攻野郎Aチームを見るためなのであった。
日本語吹き替えの決まり文句がテンプレとして 2ch 方面で勝手にブレイクしてくれたおかげで、こうして DVD が再発される。もう撮りためてあるビデオがカビないかどうかを気にする必要もない。わたくしはしみじみと思うのだが、よい時代になったもんだ。
そしてなんでビースティーズの話題で A チームに帰結するかといえば、ビースティーズのバカ曲 “Intergalactic” と、A チーム主題歌のマッシュアップがここにあるからなのである。
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とまれ、まあなんていうか、面白けりゃあなんだっていいじゃない面白がってくれる人がいるならさあ、といった感じのメッセージ性を持ったエントリーにするつもりが、ただのアマゾンアフィリエイトの羅列のようになってしまった。ああ、amazlet を使っていることについて一応書き添えておくと、アマゾンの紹介料がどうのこうのというのは実はどうでもよくて、画像つきリンクを作るのが一番楽というだけなのです。
なので、URL にくっついているわたくしのアソシエイト ID である “finetime-22” はガシガシ削っていただいてかまいませんのでよろしくお願いします。